2022年 9/4
第一主日 礼拝
ー宇井英樹師ー
- 【聖書】 民数記 13章 25~33節、14章6~9節
- 13:25 四十日の終わりに、彼らはその地の偵察から戻った。
13:26 彼らは、パランの荒野のカデシュにいるモーセとアロンおよびイスラエルの全会衆のところにやって来て、二人と全会衆に報告をし、その地の果物を見せた。
13:27 彼らはモーセに語った。「私たちは、あなたがお遣わしになった地に行きました。
そこには確かに乳と蜜が流れています。そして、これがそこの果物です。
13:28 ただ、その地に住む民は力が強く、その町々は城壁があって非常に大きく、そのうえ、そこでアナクの子孫を見ました。
13:29 アマレク人がネゲブの地方に住んでいて、ヒッタイト人、エブス人、アモリ人が山地に、カナン人が海岸とヨルダンの川岸に住んでいます。」
13:30 そのとき、カレブがモーセの前で、民を静めて言った。「私たちはぜひとも上って行って、そこを占領しましょう。必ず打ち勝つことができます。」
13:31 しかし、彼と一緒に上って行った者たちは言った。「あの民のところには攻め上れない。あの民は私たちより強い。」
13:32 彼らは偵察して来た地について、イスラエルの子らに悪く言いふらして言った。「私たちが行き巡って偵察した地は、そこに住む者を食い尽くす地で、そこで見た民はみな、背の高い者たちだ。
13:33 私たちは、そこでネフィリムを、ネフィリムの末裔アナク人を見た。私たちの目には自分たちがバッタのように見えたし、彼らの目にもそう見えただろう。
14:6 すると、その地を偵察して来た者のうち、ヌンの子ヨシュアとエフンネの子カレブが、自分たちの衣を引き裂き、
14:9 ただ、主に背いてはならない。その地の人々を恐れてはならない。彼らは私たちの餌食となる。彼らの守りは、すでに彼らから取り去られている。 主が私たちとともにおられるのだ。彼らを恐れてはならない。」
メッセージ概要
I. 宣教の舞台
日本にいる在留外国人は約282万人(2021年6月現在。)その数はますます増えることが予想できる。
今、日本は世界宣教の舞台。世界の人々が日本に来ている。その8割以上がアジア人。
II. 宣教の扉
日本にいる外国人のトップ2は中国人とベトナム人で、両国とも社会主義国家。
インドネシアは世界最大のイスラム国。バングラディッシュ、パキスタンはイスラムが国民の9割。タイ、ミャンマー、スリランカ、カンボジアは小乗仏教の国。
彼らは、自分の国にいたら福音を聞く機会がないだろう。しかし、日本にいる間は福音を自由に聞くことができる。日本では宣教の扉が大きく開かれている。しかし、伝える人がいなかったらどうして聞くことができるだろう。
III. 宣教の祝福
日本における世界宣教は、日本の教会の祝福となる。日本に来る外国人の多くは日本に長くとどまりたいと願っている。彼らがクリスチャンになると、自分の仲間、同じ国から来た人たちだけではない、日本人にも伝道する。
12人が約束の地を見た。10人は「私たちにはできない。問題は大きすぎる。乗り越えるべき課題が多すぎる。私たちは小さい、あまりにも無力だ。」と言った。しかし、ヨシュアとカレブは違った。「ぜひとも上って行って、そこを占領しよう。必ず打ち勝つことができる。主が私たちとともにおられるのだ。」主を信じ、主の宣教に加わり、主が宣教の幻を現実とされることを体験させていただこう。