2024年 5/5
第一主日 聖餐礼拝
ー西本耕一牧師ー
- 【聖書】
エペソ人への手紙 4章13~15節 - :13
私たちはみな、神の御子に対する信仰と知識において一つとなり、一人の成熟した大人となって、キリストの満ち満ちた身丈にまで達するのです。
:14
こうして、私たちはもはや子どもではなく、人の悪巧みや人を欺く悪賢い策略から出た、どんな教えの風にも、吹き回されたり、もてあそばれたりすることがなく、
:15
むしろ愛をもって真理を語り、あらゆる点において、かしらであるキリストに向かって成長するのです。
メッセージ概要
子どもの成長を願う親のように、神様は私たちを祝福して成長させて下さいます。
1,キリストに対する一致
教会は様々な人が集まっていますが、キリストを信じることによる一致が可能です。
その手がかりは聖書です。キリストと自分の関係がわかります。
キリストと私たちのとの関わりは、罪が赦されるということです。
パウロの時代、教会に奴隷と主人が共に礼拝をする不思議な光景がありました。なぜそれが可能だったのでしょうか。十字架に依って、赦しと和解が現実のものだったからです
お互い自分が何ものであるかがわかり、そしてキリストに対する信仰によって、わだかまりが解かれ、奴隷と主人が一緒に十字架のキリストを崇め、礼拝し、賛美できるようになったのです。
2,キリストに向かって成長する
「一人の成熟した大人となって」とあります。私たちはキリストに似た者とされ、いつまでも霊的幼児であってはなりません。14節「もはや子どもではなく、悪巧みや、悪賢い策略に吹き回されたり、もてあそばれたりすることなく」と、この世の悪に打ち勝っていく大人へと成長させて頂けるのです。
御聖霊は私たちのたましいをみことばによって養い、成熟させて下さり、キリストに似た者にして下さいます。たとえ、この世は汚れ、暴虐に満ちていても、私たちは御聖霊によって、キリストの忍耐と愛を証しさせていただきたいと願います。