2024年 7/7
第一主日 聖餐礼拝
ー西本耕一牧師ー
- 【聖書】
テモテへの手紙 第一 2章1~6節 - 1:
そこで私は何よりもまず勧めます。すべての人のために、王たちと高い地位にあるすべての人のために願い、祈り、とりなし、感謝をささげなさい。
2:
それは、私たちがいつも敬虔で品位を保ち、平安で落ち着いた生活を送るためです。
3:
そのような祈りは、私たちの救い主である神の御前において良いことであり、喜ばれることです。
4:
神は、すべての人が救われて、真理を知るようになることを望んでおられます。
5:
神は唯一です。神と人との間の仲介者も唯一であり、それは人としてのキリスト・イエスです。
6:
キリストはすべての人の贖いの代価として、ご自分を与えてくださいました。これは、定められた時になされた証しです。
メッセージ概要
パウロは偶像礼拝の盛んなエペソにテモテを遣わし手紙を送って励ましを与えました。
1,祈りの勧め
パウロは人のために神様に祝福を祈ることを勧めました。「王たちと高い地位にある」人たちのためにも祈れと勧めます。なぜなら「今ある権威はすべて神によって立てられたもの」(ローマ13:1)だからです。
政治家も救われ悔い改め、正しい政治を行うなら、安心で暮らしやすい生活を得ることができるのです。(2 節)。
2,神の願っておられること
神様が私たちに願っておられるのは、この世で権力を持った人でも、そうでない人も「すべての人が救われる」ことです。
必要なのは「キリストによる救い」です。私たちは自分の行いによって天国に入ることはできません。罪を行っているままだと、永遠の滅びに行ってしまうのです。
キリストは、父なる神様にその人の罪を赦して下さいと取りなして下さるのです。
キリストのとりなしは、十字架です。キリストが私たちすべての失敗、過ちの責任を負って下さいました。いのちの返済が十字架で成されたのです。6節には「すべての人の贖いの代価」とあります。それが十字架です。
キリストのいのちによって、私たちは活かされ、さらには「とりなしの祈り」をすることができる者とされます。
キリストの愛、力を頂いて、心満たされ、とりなす者、祈る者とさせて頂きましょう。