「生ける水を与える主」 ヨハネ 4章10∼15節

2024年 8/25
第四主日 伝道
礼拝
ー西本耕一牧師ー

 

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【聖書】
ヨハネの福音書  4章10~15節
10:
イエスは答えられた。「もしあなたが神の賜物を知り、また、水を飲ませてくださいとあなたに言っているのがだれなのかを知っていたら、あなたのほうからその人に求めていたでしょう。そして、その人はあなたに生ける水を与えたことでしょう。」

11:
その女は言った。「主よ。あなたは汲む物を持っておられませんし、この井戸は深いのです。その生ける水を、どこから手に入れられるのでしょうか。

12:
あなたは、私たちの父ヤコブより偉いのでしょうか。ヤコブは私たちにこの井戸を下さって、彼自身も、その子たちも家畜も、この井戸から飲みました。」

13:
イエスは答えられた。「この水を飲む人はみな、また渇きます。

14:
しかし、わたしが与える水を飲む人は、いつまでも決して渇くことがありません。わたしが与える水は、その人の内で泉となり、永遠のいのちへの水が湧き出ます。」

15:
彼女はイエスに言った。「主よ。私が渇くことのないように、ここに汲みに来なくてもよいように、その水を私に下さい。」

 

メッセージ概要

 

 イエス様は井戸のそばに来られ、一人の婦人に声をかけられました。「水を飲ませてください」婦人はサマリヤの女である私にどうして求めるのかと問いました。イエス様はあなたに言っているのが誰かわかれば、あなたから「生ける水」を求めるでしょうと言われたのです。

 「生ける水」とは人を活かす水です。

 人は水なしに生きることはできません。しかし、水でも満たされないものがあります。それは「心の渇き」です。キリストの与える水を飲むなら、渇きが癒やされるばかりか、その人の内で泉となり湧き上がって、永遠のいのちの水があふれ出てくるのです。

 この女性はイエス様に「私が渇くことのないように。そして、ここに汲みに来なくてもよいように、その水を私に下さい。」と求めました。

 その時イエス様は「あなたの夫をここに呼んで来なさい。」と言われたのです。

 イエス様は渇きの原因を知っておられました。過去に夫が5人もいたこと。「今、一緒にいるのは夫ではない」こと。この女性は不道徳で後ろ暗い生活をしていたのです。彼女は「夫はいない」と本当のことを告白しました。

 聖書の中に「もし私たちが自分の罪を告白するなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、私たちをすべての不義からきよめてくださいます。」(Ⅰヨハネ 1:9 )と約束があります。

 この女の人はイエス様を信じました。主は彼女に渇きを癒す「いのちの水」が与えられ、彼女は周りの人たちにも喜びを与え、満たす人に変えられたのです。

 私たちも、生ける水をイエス様に求めましょう。そして自分の内でその水が泉となり湧き上がり、人を潤す者とさせていただきましょう。

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