2024年 9/1
第一主日 聖餐礼拝
ー西本耕一牧師ー
- 【聖書】
詩篇 46篇1~7節 - 1:
神は われらの避け所 また力。苦しむとき そこにある強き助け。
2:
それゆえ われらは恐れない。たとえ地が変わり 山々が揺れ 海のただ中に移るとも。
3:
たとえその水が立ち騒ぎ 泡立っても その水かさが増し 山々が揺れ動いても。
4:
川がある。その豊かな流れは 神の都を喜ばせる。 いと高き方のおられる その聖なる所を
5:
神はそのただ中におられ その都は揺るがない。神は朝明けまでに これを助けられる。
6:
国々は立ち騒ぎ 諸方の王国は揺らぐ。神が御声を発せられると 地は溶ける。
7:
万軍の主はわれらとともにおられる。ヤコブの神はわれらの砦である。
メッセージ概要
私たちは災害に備えると共に、心も整えたいと思います。
1,神の守り
この詩篇はエルサレムがアッシリア軍18万5千の兵に取り囲まれたときを歌ったと言われます。ヒゼキヤ王は衣を裂き粗布をかぶり神殿で祈りました。イザヤにも、とりなしの祈りを依頼しました。その結果18万5千の大軍は一夜にして主の使いによって滅ぼされアッシリアの王は自国で殺されたのです。
「神はわれらの避け所、苦しむときそこにある強き助け」とある通り、守ってくださる方です。「それゆえ われらは恐れない」という確信の言葉が、私たちの心の内から湧き上がってくるのです。
2,揺るぎない平安と喜び
4節に「川」と「神の都」と言葉が続きます。エゼキエル書47章を思い起こさせられます。しかもこの川が流れるところどこででも、あらゆる生物は生き、その川に入ると、すべてのものが生きると預言されています。
それはまさに、いのちの水の川であり、聖霊の大河といわれるものです。
しかも「万軍の主はわれらとともにおられる。」「神はわれらの砦である」と約束があります。このことを信じて、平安と喜びを心に与えていただき、将来に備えるものとさせて頂きましょう。