2024年 10/13
第二主日 一般礼拝
ー西本耕一牧師ー
- 【聖書】
コロサイ人への手紙 4章10~18節 - 10:
私とともに囚人となっているアリスタルコと、バルナバのいとこであるマルコが、あなたがたによろしくと言っています。このマルコについては、もし彼があなたがたのところに行ったら迎え入れるように、という指示をあなたがたはすでに受けています。
11:
ユストと呼ばれるイエスも、よろしくと言っています。割礼のある人では、この三人だけが神の国のために働く私の同労者です。彼らは私にとって慰めになりました。
12:
あなたがたの仲間の一人、キリスト・イエスのしもべエパフラスが、あなたがたによろしくと言っています。彼はいつも、あなたがたが神のみこころのすべてを確信し、成熟した者として堅く立つことができるように、あなたがたのために祈りに励んでいます。
13:
私はエパフラスのために証言します。彼はあなたがたのため、またラオディキアとエラポリスにいる人々のため、たいへん苦労しています。14:
愛する医者のルカ、それにデマスが、あなたがたによろしくと言っています。
15:
どうか、ラオディキアの兄弟たちに、またニンパと彼女の家にある教会に、よろしく伝えてください。
16:
この手紙があなたがたのところで読まれたら、ラオディキア人の教会でも読まれるようにしてください。あなたがたも、ラオディキアから回って来る手紙を読んでください。
17:
アルキポに、「主にあって受けた務めを、注意してよく果たすように」と言ってください。
18:
私パウロが自分の手であいさつを記します。私が牢につながれていることを覚えていてください。どうか、恵みがあなたがたとともにありますように。
メッセージ概要
キリストを伝えるために、神様は様々な人を用いられます。
1,パウロの同労者
マルコはパウロと一緒に伝道していましたが、途中でマルコは帰ってしまいました。パウロはそのマルコに憤慨し別れ、後に、マルコはペテロと共に伝道しました。しかしその弱いマルコをも神様は用いられたのです。
やがてパウロはマルコもまた神の国のために働いている同労者であると認めました。
主はマルコをパウロの慰めとなる素晴らしい働き人に造り変えられたのです。
2,祈りに励む
エパフラスはパウロの伝道によって救われた人です。彼はコロサイの人たちの為に祈りました。
①神の御心― キリストの十字架による罪の赦しを確信すること。
②成熟した者となる。成熟― 十字架による自我の磔殺、キリストの内住。
エパフラスはコロサイの人々がその通りになるように熱心に祈る人だったのです
3,困難にまさる神の恵み
老齢の身のパウロは、この手紙を牢獄の中で代筆してもらいました。そして最後に、自ら筆を取り、あいさつを記したのです。
コロサイの人たちを愛し労を惜しまないパウロの信仰、神様の恵みで満ちあふれている彼の心を見ることができます。
彼は自分の境遇を憂えるどころか、コロサイの人たちに祝福を祈りました。私たちもまたそのように祈る者とさせて頂きましょう。