2024年 10/20
第三主日 一般礼拝
ー西本耕一牧師ー
- 【聖書】
ヤコブの手紙 1章12~15節 - 12:
試練に耐える人は幸いです。耐え抜いた人は、神を愛する者たちに約束された、いのちの冠を受けるからです。
13:
だれでも誘惑されているとき、神に誘惑されていると言ってはいけません。神は悪に誘惑されることのない方であり、ご自分でだれかを誘惑することもありません。
14:
人が誘惑にあうのは、それぞれ自分の欲に引かれ、誘われるからです。
15:
そして、欲がはらんで罪を生み、罪が熟して死を生みます。
メッセージ概要
神様は、試練にある私たちを助けて下さいます。
1,試練に耐える幸い
競技する選手は節制し鍛錬を重ねて勝利の栄冠を目指します。12節には「いのちの冠」とあります。私たちの人生はときにマラソンに例えられ、ゴールは天国です。
1位を目指す必要はありません。試練に耐え抜いた人に「いのちの冠」が与えられるのです。
2,誘惑に勝利される神
「試練」のなかには誘惑もあります。
キリストはバプテスマを受けられた後、サタンの試みに会いました。しかし、ことごとく勝利されました。サタンはやがて火の池に投げ込まれ滅び去ります。私たちもサタンの誘惑に勝利できます。勝利は十字架にあります。十字架はキリストのかかとが砕かれ、同時にサタンの頭が砕かれる象徴です。十字架によって勝利することができます。
3,欲望に勝利する
誘惑の原因をヤコブは「自分の欲」だと言っています。誰にでも欲望はあります。
問題はそれをいかに克服することができるかです。欲は小さいうちに解決しなければなりません。小さな欲に打ち勝つ力を得ていれば、滅びの底に陥ることはありません。
十字架に生きる生き方は、欲に打ち勝ち、耐え抜く力が与えられ、いのちの冠につながります。試練に打ち勝ち、いのちの冠にあずからせていただきましょう。