2024年 11/3
第一主日 聖餐礼拝
ー西本耕一牧師ー
- 【聖書】
ペテロの手紙 第一 4章7~11節 - 7:
万物の終りが近づきました。ですから、祈りのために、心を整え身を慎みなさい。
8:
何よりもまず、互いに熱心に愛し合いなさい。愛は多くの罪をおおうからです。
9:
不平を言わないで、互いにもてなし合いなさい。
10:
それぞれが賜物を受けているのですから、神の様々な恵みの良い管理者として、その賜物を用いて互いに仕え合いなさい。
11:
語るのであれば、神のことばにふさわしく語り、奉仕するのであれば、神が備えてくださる力によって、ふさわしく奉仕しなさい。すべてにおいて、イエス・キリストを通して神があがめられるためです。この方に栄光と力が世々限りなくありますように。アーメン。
メッセージ概要
ペテロはイエス様に「あなたが立ち直ったら、兄弟たちを励ましなさい」と言われ離散したクリスチャンを励ましました。
1,熱心に愛し合う
第一に「互いに熱心に愛し合う」ことです。無償の愛、主体的に愛する愛です。
たとえ自分が愛されなくても、愛する愛です。中途半端でなく、むしろ一生懸命になす愛です。
2,もてなし合う
日本語で「おもてなし」という言葉があります。ペテロの時代は教会堂はまだなく、家の教会でした。ですから、その家の教会の人が礼拝に来られる人たち、また説教者を良く「もてなして」ともに感謝し、礼拝していたのです。
3,互いに仕え合う
「仕え合う」とは、食卓の給仕をする所から来ています。イエス様は「わたしは仕えられるために来たのではなく、仕えるために来たのである。」と言われ、弟子たちの足を洗われました。
私たちは互いに仕え合うことにより「神があがめられる」のです。神様がそれぞれに「賜物」を与えて下さったので、互いに愛しもてなし合い、仕えることができます。
私たち一人ひとりは神の恵みの管理者です。賜物は一人ひとり違いますが、互いに愛し、もてなし助けあう力を神様は与えて下さいます。そして、ともに感謝を献げることができるのです。