2024年 12/1 第一主日
Ⅰアドベント聖餐礼拝
ー西本耕一牧師ー
- 【聖書】
イザヤ書 2章1~5節 - 1:
アモツの子イザヤが、ユダとエルサレムについて見たことば。
2:
終りの日に、主の家の山は山々の頂きに堅く立ち、もろもろの丘より高くそびえ立つ。そこにすべての国々が流れて来る。
3:
多くの民族が来て言う。「さあ、主の山、ヤコブの神の家に上ろう。主はご自分の道を私たちに教えてくださる。私たちはその道筋を進もう。」
それは、シオンからみおしえが、エルサレムから主のことばが出るからだ。
4:
主は国々の間をさばき、多くの民族に判決を下す。彼らはその剣を鋤に、その槍を鎌に打ち直す。国は国に向かって剣を上げず、もう戦うことを学ばない。
5:
ヤコブの家よ、さあ、私たちも主の光のうちを歩もう。
メッセージ概要
今年もクリスマスの季節となりました。
私たちは真の平和が来ることを願います。
1,イザヤの見た幻
「終わりの日」とありますが、これはキリストが再臨され千年間地上を治められることを意味しています。イザヤは不思議な幻を見ました。キリストが再臨される場所はエルサレムで、そこにすべての国々が流れて来て、しかも神殿は「ヤコブの神の家」となっているのです。ヤコブは押しのける人でしたが、神に従う人イスラエルと変えられたのです。
2,十字架の道
「ご自分の道」とは十字架の道です。「わたしは道であり、真理であり、いのちである。」とキリストは言われました。
汚い家畜小屋で生まれ、貧しい大工の子として生活し、最後は十字架につけられる。
そのような生涯を歩まれたのです。そして何と、将来神の家に来る多くの民族が、「私たちはその道筋を進もう」というのです。十字架を負ってキリストに従おうと言うのです。
3,キリストが王となられる
それはキリストが王となって、国々の間の仲介役、仲直りをさせる者となられるからです。ですから、争いをする必要がない。もうお互いに戦う必要はなくなるのです。
キリストは愛によって治められ、主の山に上る者はそれを学び、神に近づくのです。
主の道すなわち光の道を歩むのです。
「わたしに従う者は、決して闇の中を歩むことがなく、いのちの光を持ちます」と約束しておられます。