2024年 12/29 第五主日
年末感謝主日礼拝
ー西本耕一牧師ー
- 【聖書】
イザヤ書 66章1~2節 - 1:
主はこう言われる。「天はわたしの王座、地はわたしの足台。あなたがたがわたしのために建てる家は、いったいどこにあるのか。
わたしの安息の場は、いったいどこにあるのか。
2:
これらすべては、わたしの手が造った。それで、これらすべては存在するのだ。
―主のことば―
わたしが目を留める者、それは、貧しい者、霊の砕かれた者、わたしのことばにおののく者だ。
メッセージ概要
神様は私たちを守ってくださり、将来の希望を与えられます。
1,偉大な神様の姿
神様は「天はわたしの王座、地はわたしの足台。」と言われますが、ソロモンが神殿を建てたとき「実に、天も、天の天も、あなたをお入れすることはできません」と祈りました。神様は私たちが造った建物に住まわれるような小さいお方ではありません。しかし神様は「わたしのために建てる家はどこにあるのか」と探し求めておられます。
2,神の目に留まる者
聖書に「主は世界中至るところを見渡され、御自分と心を一つにする者を力づけようとしておられる。」とあります。
神様は「貧しい者、霊の砕かれた者、わたしのことばにおののく者」を求めておられます。貧しいとは「打ちたたかれ、絶望的な」姿を表す言葉です。霊の砕かれた者とは、心も魂もズタズタに引き裂かれ絶望状態にある者です。
そういう人が「わたしのことばにおののく者だ」と主なる神様は言われるのです。
ですから私たちはたとえ失敗しても、うまくできなくても、神の前に空しく、平伏して神を礼拝するのです。「神の喜ばれる犠牲は、悔いし、砕けたる魂です」(詩篇51:17)。
私たちは取るに足りない土の器にしか過ぎませんが、私たちの「内にいますキリスト―栄光の望み」が心に豊かに与えられるこのことを信じ、感謝して、新しい年を迎える者とさせていただきましょう。