2/2「忍耐を働かせる」ヤコブの手紙 1章1∼4節

2025年 2/2 第一主日
聖餐礼拝
ー西本耕一牧師ー

 

 


 

礼拝動画はこちらからご覧いただけます。

 

【聖書】
ヤコブの手紙  1章1∼4節
1:
神と主イエス・キリストのしもべヤコブが、離散している十二部族にあいさつを送ります。

2:
私の兄弟たち。様々な試練にあうときはいつでも、この上もない喜びと思いなさい。

3:
あなたがたが知っているとおり、信仰が試されると忍耐が生まれます。

4:
その忍耐を完全に働かせなさい。そうすれば、あなたがたは何一つ欠けたところのない、成熟した、完全な者となります。

 

メッセージ概要

 

 主の兄弟ヤコブは、最初は信じられませんでしたが、主の十字架を見、復活の主に会うことにより信じる者となりました。

 

1,試練を喜ぶ

 ヤコブは迫害されているクリスチャンに試練に遭うときは「この上もない喜び」と思いなさいと言っています。試練は神様が与えられ、それによって私たちは鍛えられ、より強固な者となるからです。パウロは「苦難さえも喜んでいる」(ローマ5:3)と言いました。苦難が忍耐を生み、忍耐からキリストに似た品性が生み出されるからです。私たちはキリストに似た者、証しする者とされます。

 

2,忍耐に働いてもらう

 忍耐とは「信仰からカスを取り除いたものだ。」と小島伊助師は言われました。忍耐がなければ信じ続けることはできないし、信仰によるなら、耐え忍ぶことができます。
「忍耐を働かせなさい。」とありますが、これは「忍耐に働いてもらいなさい。」あなたが働くのではない。キリストの忍耐があなたのうちに働いて下さる。そのことによって、私たちは、愛において完全な者となります。キリストのように、十字架の死に至るまで、従い通し、十字架の上にあっても迫害する者のために祈る。これは私たちにはできません。キリストの御霊、すなわち御聖霊が私たちのうちに働かれることよって、キリストの忍耐が働き、カスが取り除かれ、純粋に愛に生きる者に変えられるのです。

 神様は試練を通して練りきよめ、キリストに似る者として下さるのです(ローマ8:28)。

最新情報をチェックしよう!