2025年 2/23
第四主日 伝道礼拝
ー西本耕一牧師ー
- 【聖書】
ヨハネの福音書 5章24節 - 24:
まことに、まことに、あなたがたに言います。わたしのことばを聞いて、わたしの遣わされた方を信じる者は、永遠のいのちを持ち、さばきにあうことがなく、死からいのちに移っています。
メッセージ概要
キリスト教は一言でいえば、いのちを与える宗教です。24節の言葉に、「死からいのちに移っています」とあります。死ぬべき者が死なない。いのちが与えられる。その約束があるのです。
人間は必ず、死ぬときがあります。永遠に生きられる人は一人もいません。
しかし死ぬことは、今まで頼りにしていたものを無力にしてしまうものです。
さらに死は、チャンスを奪います。やり直しを奪ってしまいます。
ある人が人生に行き詰まり死のうとしました。ところが後ろから声が聞こえたのです。「重荷を負って苦労している人は、わたしの元に来なさい」。聞いたことのある言葉で、教会の前での路傍伝道の声でした。それはキリストの言葉で、信じたとき、その人の心に安らぎと希望が与えられ、「生きていてよかった」と証しされました。死んだらやり直しはできないのです。
人生には楽しいこともあり、嬉しいこともあります。目標があり、頑張ろうという努力もあります。死んでしまっては、ご破算になり空しいものです。
キリスト教は救いの宗教、罪を赦す救いがあります。キリストを信じるなら、永遠のいのちを持ち、死からいのちへと移されて、やり直しがきくのです。生きている喜び、希望が与えられ、人生の意味を見いだすことができるのです。