4/13「神が必要とされる」マタイの福音書 21章1~7節

2025年 4/13
第二主日 シュロの日礼拝

ー西本耕一牧師ー

 

 


 

礼拝動画はこちらからご覧いただけます。

 

【聖書】
マタイの福音書  21章1~7節
1:
さて、一行がエルサレムに近づいて、オリーブ山のふもとのベテパゲまで来たそのとき、イエスはこう言って、二人の弟子を遣わされた。

2:
「向こうの村へ行きなさい。そうすればすぐに、ろばがつながれていて、一緒に子ロバがいるのに気がつくでしょう。それをほどいて、わたしのところに連れて来なさい。

3:
もしだれかが何か言ったら『主がお入り用なのです』と言いなさい。すぐに渡してくれます。」

4:
このことが起こったのは、預言者を通して語られたことが成就するためであった。

5:
「娘シオンに言え。『見よ、あなたの王があなたのところに来る。柔和な方で、ろばに乗って。荷ろばの子である、子ろばに乗って。』」

6:
そこで弟子たちは行って、イエスが命じられたとおりにし、

7:
ろばと子ろばを連れて来て、自分たちの上着をその上に掛けた。そこでイエスはその上に座られた。

 

メッセージ概要

 

 受難週はキリストが十字架にかけられる非常に重要なときです。
私たちはこのことを深く心に覚え、神様に感謝を献げる者でありたいと思います。

 

1,神様の計画

 オリーブ山の東の麓ベテパゲ村に着かれたとき、イエス様は二人の弟子に向こうの村に行きなさいと言われました。

 おそらく、ベタニヤ村でしょう。そこで主はラザロを死の中からよみがえらされ、多くの人がイエス様を信じました。ですから、ロバの所有者も「主がお入り用なのです」と言われたら、喜んでお献げしたことでしょう。これは神様の救いの第一歩です。

 

2,神の約束

 5節の「あなたの王があなたのところに来る。」は500年以上も前に預言者ゼカリヤを通して語られ、キリストによって成就したのです。ロバの子に乗ってくるとは、大切な意味があります。救い主は力で支配されません。柔和で謙遜な平和の君です。

 私たちにたましいの平安を与え、争いを鎮め、平和をもたらす王の王である方です。

 しかもその目的は、十字架にかかり、私たちのすべての罪を赦すためだったのです。

 

3,主は私たちを用いられる

 荷物を担ぐロバは立派ではありません。
しかも、子ロバは何の経験もないし、力もありません。しかし主はお入り用なのです。

 私たちも弱く役に立ちそうもない者です。しかし「主がお入り用なのです」と言われるなら、それに応じようではありませんか。

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