2025年 8/10 第二主日
主日礼拝
ー西本耕一牧師ー
- 【聖書】
コリント人への手紙 第一 3章1~9節 - 1:
兄弟たち。私はあなたがたに、御霊に属する人に対するようには語ることができずに、肉に属する人、キリストにある幼子に対するように語りました。
2:
私はあなたがたには乳を飲ませ、固い食物を与えませんでした。あなたがたには、まだ無理だったからです。実は、今でもまだ無理なのです。
3:
あなたがたは、まだ肉の人だからです。あなたがたの間にはねたみや争いがあるのですから、あなたがたは肉の人であり、ただの人として歩んでいることにならないでしょうか。
4:
ある人は「私はパウロにつく」と言い、別の人は「私はアポロに」と言っているのであれば、あなたがたは、ただの人ではありませんか。
5:
アポロとは何なのでしょう。パウロとは何なのでしょう。あなたがたが信じるために用いられた奉仕者であって、主がそれぞれに与えられたとおりのことをしたのです。
6:
私が植えて、アポロが水を注ぎました。しかし、成長させたのは神です。
7:
ですから、大切なのは、植える者でも水を注ぐ者でもなく、成長させてくださる神です。
8:
植える者と水を注ぐ者は一つとなって働き、それぞれ自分の労苦に応じて自分の報酬を受けるのです。
9:
私たちは神のために働く同労者であり、あなたがたは神の畑、神の建物です。
メッセージ概要
教会の成長は神様の働きによります。
1,成長を阻害させる者
クリスチャンに御霊に属する人と肉に属する人がいます。小さい子どもは母親に依存しワガママです。言うなれば自己中心です。
肉の人とは、自分が中心のクリスチャンです。ですから3節に「ねたみや争いがある」とパウロは指摘しました。
聖書に「罪」ということばがありますが、的外れという意味です。的とはキリストです。信仰の中心はキリストであり、肉に属する人はキリストよりも人を見てしまう弱さがあります。逆に霊の人は絶えずキリストを心の内に描き、キリストを見て生活する人です。「私はいつも、主を前に置く」(詩篇16:8)とダビデはいいましたが、いつも主を目の前に置く者でありたいと思います。
2,神のために働く
パウロもアポロも立派な人ですが、賜物や役割はちがいます。しかし二人は「神のために働く同労者」です。その働きの報いを神様が与えられます。やがて神の前に立ちキリストが「善かつ忠なる者よよくやった、と言って下さるのです。神様は必ず、信仰の働きに報いて下さる方です。私たちは人にではなく、私を愛し私のために十字架でいのちを捨てて下さった主を愛して奉仕するのです。
御霊に属する人は、助け主聖霊が働いて実を結ばせて下さいます(ガラテヤ5:22~23)。ですから教会は聖霊の実を結ぶ「神の畑」でありキリストが臨在される「神の建物」です。私たちも乳飲み子から御霊に属する人に成長させていただきましょう。