2025年 10/12 第二主日
主日礼拝
ー西本耕一牧師ー
- 【聖書】
コリント人への手紙 第一 3章10~15節 - 10:
私は、自分に与えられた神の恵みによって、賢い建築家のように土台を据えました。ほかの人がその上に家を建てるのです。しかし、どのように建てるかは、それぞれが注意しなければなりません。
11:
だれも、すでに据えられている土台以外の物を据えることはできないからです。
その土台とはイエス・キリストです。
12:
だれかがこの土台の上に、金、銀、宝石、木、草、藁で家を建てると、
13:
それぞれの働きは明らかになります。「その日」がそれを明るみに出すのです。
その日は火とともに現れ、この火が、それぞれの働きがどのようなものかを試すからです。
14:
だれかの建てた建物が残れば、その人は報いを受けます。
15:
だれかの建てた建物が焼ければ、その人は損害を受けますが、その人自身は火の中をくぐるようにして助かります。
メッセージ概要
最近、考えられないような強い雨が降り住宅が土台まるごと潰れたニュースがありました。土台の大切さを思うだけでなく、私たち人生をどのように建てるか考えなくてはなりません。
1,キリストを土台とする
家を建てるのに最も大事なのは土台です。土台が崩れるとどれほど立派な家を建てても台無しになります。帝国ホテルは地盤を深く掘り下げ、岩盤の上に建てられ、関東大震災でもほぼ無償で残りました。自分の人生をどこに建てたら良いでしょうか。パウロは「その土台とはイエス・キリストです」と言っています。なぜなら「与えられた神の恵み」により彼自身の過ち,罪が赦されたからです。自分が愛され、赦される。これより素晴らしい体験は他にありません。
2,土台の上に家を建てる
さらに大切なことは、その上に何を建てるかが問題です。12節には比較が出てきます。金銀宝石で建てるのか、あるいは木草藁で建てるのか、どちらが素晴らしいものでしょうか。
やがて「その日」が来ます。この世の人生を終えて、神の前に出る日です。
その日に、自分が人生をいかにして、どのように過ごしてきたかが明らかにされるのです。
パウロは「いつまでも残るものは信仰と希望と愛である」(Ⅰコリント13:13)と言いました。神様が与えて下さる愛ほど素晴らしいものはありません。キリストの愛は燃え尽きません。金銀宝石のように貴いものです。
この愛を神様から豊かに与えていただき、人を慰め愛し、励まして自分の人生を建てあげて行く者とさせていただきましょう。