11/9「神の宮」Ⅰコリント 3章16~23節

2025年 11/9 第二主日
主日礼拝 

ー西本耕一牧師ー

 

 


 

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【聖書】
コリント人への手紙 第一 3章16~23節
16:
あなたがたは、自分が神の宮であり、神の御霊が自分のうちに住んでおられることを知らないのですか。

17:
もし、だれかが神の宮を壊すなら、神がその人を滅ぼされます。神の宮は聖なるものだからです。あなたがたは、その宮です。

18:
だれも自分を欺いてはいけません。あなたがたの中に、自分はこの世で知恵のある者だと思う者がいたら、知恵のある者となるために愚かになりなさい。

19:
なぜなら、この世の知恵は神の御前では愚かだからです。「神は知恵ある者を、彼ら自身の悪巧みによって捕らえる」と書かれており、

20:
また、「主は、知恵のある者の思い計ることがいかに空しいかを、知っておられる」とも書かれています。

21:
ですから、だれも人間を誇ってはいけません。すべては、あなたがたのものです。

22:
パウロであれ、アポロであれ、ケファであれ、また世界であれ、いのちであれ、死であれ、現在のものであれ、未来のものであれ、すべてはあなたがたのもの、

23:
あなたがたはキリストのもの、キリストは神のものです。

 

メッセージ概要

 

 11月に入り、秋を通り越して冬の寒さを感じる日々となり、体の不調を覚えます。聖書では私たちの体を「神の宮」と呼び、深い意味がそこにあります。

 

1,神の御霊が私たちの内に住まわれる

 私たちには肉体の健康だけでなく、心の平安が重要です。私たちはストレスの多い現代の中にあって、キリストが心の内に住まわれることにより、慰めと励ましを受けることができます。

 パウロも多くの苦難を経験しましたが、聖霊(内住のキリスト)の励ましを心にいただき、くじけることはありませんでした。

 

2,自分を誇らず、神に栄光を帰す

 コリント教会では派閥争いがありましたが、神は一致を望まれます。人は限られた存在であり、誇るべきは神のみです。

 箴言にも「神を恐れることは知識の初め」とあり、私たちは無力であることを悟り、神様が与えて下さるあわれみと愛、そして永遠のいのちに感謝すべきです

 

3,キリストと共なる天国の相続者

 救いは、病の癒しや富の獲得だけではなく、神に属する者となることです。

 パウロは「生きることはキリスト、死ぬことは益」と語り、死をも恐れず、復活の希望に生きました。この特権は全ての信じる者、誰にでも与えられます。

 助け主聖霊が私たちの心の中に、信仰の真実を示してくださいます。たとえ肉体が衰えても、キリストが内に生きておられる信仰によって励まされ、生きる者とされましょう。