11/16「人となられたキリスト」 ガラテヤ4章3~6節

2025年 11/16 第三主日
主日礼拝 

ー西本耕一牧師ー

 

 


 

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【聖書】
ガラテヤ人への手紙  4章3~6節
3:
同じように私たちも、子どもであったときには、この世のもろもろの霊の下に奴隷となっていました。

4:
しかし時が満ちて、神はご自分の御子を、女から生まれた者、律法の下にある者として遣わされました。

5:
それは、律法の下にある者を贖いだすためであり、私たちが子としての身分を受けるためでした。

6:
そして、あなたがたが子であるので、神は「アバ、父よ」と叫ぶ御子の御霊を、私たちの心に遣わされました。

 

メッセージ概要

 

 来月はクリスマスを迎えます。一般にキリストの誕生日として祝われますが、その意味を知る人は多くありません。

1,もろもろの霊の奴隷

 聖書にある「もろもろの霊」とは悪しき霊であり、偶像礼拝や迷信などを通して悪霊が人を不安や恐れに縛り、神の愛から引き離します。それがおよそ悪しき霊の働きであり、人の心を支配し、奴隷の状態にしています。

 

2,ご自分の御子を遣わされる

 神は悪魔の支配から私たちを救うため御子を遣わされました。

 御子キリストは人としてこの世に生まれナザレで生活し、やがて「神の国は近づいた」と宣教を始められました。

 

3,キリストが遣わされた目的

 キリストが遣わされた目的の一つは、律法の下にある者を贖うことです。

 十戒を完全に守れる人はいません。律法は人を縛り平安を奪います。キリストは十字架で罪の呪いを身に負い、命を代価として私たちを神のものとされました。サタンの支配から解放し、心に平安と愛を与えられます。

 さらに二つ目は、神の子としての身分が私たちに与えられたことです。

 罪人であった私たちも十字架の血潮により赦され、心がきよめられ、神の相続人となり天の御国を受け継ぐ資格を得ます。

 祈りにおいて「アバ、父よ」と呼べるのは親しい関係の証であり、聖霊によって神を信頼し、呼ぶことができます。

 クリスマスは神が御子を遣わされた愛を覚え、心から感謝する日なのです。