12/21「降誕から十字架へ」ピリピ 2章6~11節

2025年 12/21 第三主日
クリスマス礼拝 

ー西本耕一牧師ー

 

 


 

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【聖書】
ピリピ人への手紙  2章6~11節
6:
キリストは神の御姿であられるのに、神としてのあり方を捨てられないとは考えず、

7:
ご自分を空しくして、しもべの姿をとり、人間と同じようになられました。人としての姿をもって現れ、

8:
自らを低くして、死にまで、それも十字架の死にまで従われました。

9:
それゆえ神は、この方を高く上げて、すべての名にまさる名を与えられました。

10:
それは、イエスの名によって、天にあるもの、地の下にあるもの、地の下にあるもののすべてが膝をかがめ、

11:
すべての舌が「イエス・キリストは主です」と告白して、父なる神に栄光を帰するためです。

 

メッセージ概要

 

 クリスマスは誰にとっても喜びの時ですが、イエスを信じて救われた者には、見えるものではなく「見えない霊的恵み」の喜びが与えられます。

 

1, キリストの降誕

 神の御子は天の栄光を捨て、人として地上に来られました。捨てることが難しい私たちとは違い、主は愛ゆえにご自身を捨てられたのです。クリスマスは、父なる神がひとり子を与えるほど私たちを愛された神の恵みを示すものなのです。

2, キリストの謙遜

 主は十字架の死に至るまで従順であられ、その謙遜こそ、私たちの救いの源となったのです。挫折したジョン・ウエスレーはモラビア兄弟団の信仰に触れ、聖霊により立ち上がりました。十字架は人を変える力があります。ツインツェンドルフ伯爵は、「この人を見よ」の絵と言葉に心を打たれ、生涯を主に献げ、迫害された人々を助けました。十字架の言葉は信じる者にとって神の力です。

3, キリストが高く上げられる

 主は天の栄光を捨てて人となられ、十字架で罪を赦し、復活され、神の栄光を現されました。その恵みを覚えて、世界中でクリスマスが祝われています。

 私たちが自分の持っているものを「互いに分かち合い」愛する時、主イエスの御言葉の通り、心に喜びが与えられます。

 天と地のすべてが 「イエス・キリストは主」と告白することはなんと幸いでしょうか。

 私たちもこの愛に応答し、主の救いを伝える者として歩みましょう。