「キリストにあって生活する」

2023年 10/8
第二主日 主日礼拝
ー西本耕一牧師

 

 


 

礼拝動画はこちらからご覧いただけます。

 

【聖書】
コロサイ人への手紙 2章6~7節
:6 このように、あなたがたは主イエス・キリストを受け入れたのですから、キリストにあって歩みなさい。

:7 キリストのうちに根ざし、建てられ、教えられたとおり信仰を堅くし、あふれるばかりに感謝しなさい。

 

メッセージ概要

 

 パウロがこの手紙を書いた一つの理由は、異端の問題、異なる教えを語る者たちが現れてきたことです。今日でも統一協会やエホバの証人などキリスト教の異端があります。

 もう一度正しい信仰とは何か、今日の聖書の箇所から学びたいと思います。

 

1,キリストにあって生活する

 パウロは「キリストにあって歩みなさい」と言いました。歩むとは、毎日を生活すると言うことです。キリストにあって生活をする。それはキリストなしには生きられない。キリストの励まし、力をいただいて生きることです。

 それはクリスチャンとは、その前にある「主イエス・キリストを受け入れた」ということによります。
 「受け入れる」とは、自分の心の王座に迎えることです。

 「主」とは主人のことです。キリストが私の主人となって私を助けてくださる。導いてくださるのです。キリストを中心として、キリストが土台、支えとなって私は生きる、と言うことです。

 ですから、心配する必要はありません。キリストが主ですから、守られ、愛の中に生かされて生きることができるのです。そして、日々の生活も守られるのです。

 四国にいたとき、時々大型トラックが走り、後ろから水が出ていたのを見たことがあります。それは中に大きな水槽が入っており、車が揺れるときに海水が溢れて流れ出てくるのです。もちろん魚は生きており空輸されて大都市に運ばれるのです。私たちもキリストの愛の中に生きている。キリストの愛の中にあって運ばれ、生活できるのです。

 

2,キリストに根ざす

 キリストと私たちの関係は、ヨハネ15章では、真のぶどうの木と枝としての関係が語られています。そして豊かに実を結ぶことが語られています。

 ここでは、「根ざす」とあります。木も根が無ければ生長しません。枯れてしまいます。私たちもキリストにつながる。キリストに根ざし、養分を吸収しなければ成長できないのです。何に成長するか。それは愛です。神に愛され、その愛によって人を愛することです。

 エペソ3:17 では「信仰によって、…心のうちにキリストを住まわせ 愛に根差し、愛に基礎を置いているあなたがた」とあります。

 キリストに根ざさなければ愛の養分は回ってこないのです。キリストにしっかりとつながっていれば、私たちは愛に満たされることができるのです。そして信仰の土台はキリストです。キリストによって、私たちは堅くしっかりと建て上げられることができるのです。

 「 私が植えて、アポロが水を注ぎました。しかし、成長させたのは神です。」
(コリント 3:6)
神様は私たちを愛に成長させてくださるのです。

 

3,溢れるばかりに感謝する

 そして大切なことは「感謝する」ことです。信仰の喜びは何か。それは感謝することです。主に感謝することです。病気が治るとか、仕事がうまく行く、それは感謝すべきことです。

 神様の喜びは何か。それは私たちが感謝をささげることです。

 「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことにおいて感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。」
(Ⅰテサロニケ5:16~18)

 キリストの愛は変わりません。そして永遠です。十字架によって私たちの失敗過ちをすべて赦して下さり、復活によって新しいいのちに生きる者として下さいました。

 すべてをキリストに委ね、励ましをいただくときに感謝が心の中からわき上がってきます。それが「あふれるばかりの感謝」なのです。そのことを私たちの心の中に与えていただきましょう。そして感謝をお献げいたしましょう。

最新情報をチェックしよう!