「極みまでの愛」ヨハネ13章1∼5節

2024年 3/24
第四主日 シュロの日
礼拝
ー西本耕一牧師ー

 

 


 

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【聖書】
ヨハネの福音書 13章1~5節
1:
さて、過越しの祭りの前のこと、イエスは、この世を去って父のみもとに行く、ご自分の時が来たことを知っておられた。そして、世にいるご自分の者たちを愛してきたイエスは、彼らを最後まで愛された。
2:
夕食の間のこと、悪魔はすでにシモンの子イスカリオテのユダの心に、イエスを裏切ろうという思いを入れていた。
3:
イエスは、父が万物をご自分の手に委ねてくださったこと、またご自分が神から出て、神に帰ろうとしていることを知っておられた。
4:
イエスは夕食の席から立ち上がって、上着を脱ぎ、手ぬぐいを取って腰にまとわれた。
5:
それから、たらいに水を入れて、弟子たちの足を洗い、腰にまとっていた手ぬぐいでふき始められた。

 

メッセージ概要

 

 イエス様がロバの子の背中に乗ってエルサレムに入ってこられた時、人々は歓迎しました。しかしその週に、イエス様は十字架に架けられたのです。

 

1. 最後まで愛される

 イエス様が一番関心を持っていたのは弟子たちのことです。ご自分の十字架のことではありません。弟子たちを最後まで愛されました。そして私たちをも最後まで愛してくださいます。それがイエス様の心です。

 

2. ユダの裏切り

 ユダはイエス様を裏切りました。背後には悪魔がいて、ユダの心に裏切りの思いを入れていたのです。悪魔は働いています。私たちの心の隙を突いてイエス様から離れさせようとしています。しかし、キリストの愛から私たちを離すものはありません。

 私たちは悪魔の誘惑を避け、イエス様にいつも思いを寄せて交わることが大切です。

 

3. 弟子たちの足を洗う

 イエス様はご自分が神から出て遣わされた目的を知っておられました。それは弟子を最後まで愛することです。具体的な現れは弟子たちの足を「洗う」ことです。これほど謙遜な姿はありません。

 今日もイエス様は、私たちをも洗ってくださいます。何をもって洗ってくださるのでしょうか。それは十字架の血潮です(Ⅰヨハネ1:7)。私たちも十字架の血潮で罪に汚れた心をきよめていただいて、心から神様に感謝をお献げいたしましょう。

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